「DVDの話」
名作映画からアダルトまでDVDもまぁいろいろ持ってますけど
ここでは洋画、邦画、アニメを中心に個人的な感想を
コミックエッセイにしてみたいと思います。
【愛と哀しみの果て】
基本的に洋画は吹き替えで観ます。そして吹き替えの声優に
拘りを持っています。嫁は字幕派なので自分のこの拘りに
ついては全く理解してくれません。まぁ別に理解して
くれなくて全然良いのですが…。さて、この映画は
ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープが主演ですが、
DVD版の吹き替えを、古川登志夫さん、萩尾みどりさんが
されています。だれだこのキャスティングをした奴は!
このお二人に恨みがある訳ではないけれど全然違う!
ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープと言ったら
超有名ド定番の声優さんがいるのです。
なぜこの二人を起用しないのだ?!
今回はそのあたりの哀しみについて語ってみました。
「ナチュラル」
またしてもロバート・レッドフォード主演の映画なのですが、吹替が
まるでなっていません。ソフト版は井上和彦さんが吹替されてます。
井上さんはとても好きな声優なのですが、ロバート・レッドフォードは
井上さんでは駄目なのです。かつてテレビ朝日の日曜洋画劇場で
放送されたときには、ちゃんと野沢那智さんで吹替されていました。
なぜソフト版になると替えてしまうのでしょうか?野沢さんはソフト
会社に嫌われている?そう言えば野沢那智版のレッドフォードの
ソフトってあんまりない気がしてきた。とにかく映画としてはとても
好きな作品なので、DVDでもBlu-rayでもどちらでもいいから
野沢那智版が出ることを切に願います。
「ルパン三世 second tv. Disc 25」
<小林清志さん・次元勇退特別企画>
次元大介役でお馴染の小林清志さんが、次元役を降板されることが
発表されました。年齢による体力の衰えから勇退とのことですが
とても残念です。勇退特別企画として「ルパン三世」を取り上げようと
考えたのですが、どの話にするかで迷ってしまいました。自分の中では
名コンビと言ったら山田ルパンと小林次元です。二人の掛け合いが
とても好きでした。TVシリーズ1作目の「罠にかかったルパン」での
「ヤッホー!ルパン!ヨッ!元気かい?」、「ばかったれ!!」や、ルパン
VS複製人間のルパンと次元の馬鹿笑いのシーンや、カリオストロの城の
プロレスごっこやスパゲティ・ウォー等々、挙げれば限りがありません。
全部はムリなんで、有名ですけど「死の翼アルバトロス」にしました。
この回でのルパンと次元の名シーンはご存じ『スキヤキ・ウォー』です。
スキヤキを食べる度に、ルパンの「グフフ、美味そう〜」や、次元の
「こうするとコクが出るんだよ!」のセリフが頭の中に響きます。
山田さんが亡くなられて、小林さんが勇退されても、いつでも二人の
掛け合いを綺麗な映像で楽しめるんだから、DVDってのは有難いです。
小林さん、半世紀もの長きに渡り次元を演じられてお疲れ様でした。
山田ルパンと小林次元の名コンビは永遠に不滅です。
「天空の城ラピュタ」
<寺田農さん追悼企画>
「ラピュタ」はジブリ作品の中では一番好きな作品で、公開当時は
映画館に観に行きました。TV放送があると知れば必ず観てしまいます。
冒頭のシーンから中盤のロボット兵の戦闘、ラピュタへの旅、そして
ラストまで、どの場面も美しく、素晴らしい。こんな作品が興行成績
においてジブリの中ではブービーと言うのが信じられません。
主人公のパズーやシータを完全に食ってしまっている脇役、敵役の
ドーラやムスカのキャラクターが秀逸です。ドーラは初井言榮さん、
ムスカは寺田農さんの名演技が光りまくってます。と、ここまで
「ラピュタ」について熱い思いを綴ってみましたが、ヨメ曰く、
「魔女の宅急便の方が面白い」だそうです。なぜだ?
なぜ「ラピュタ」の素晴らしさが伝わらないんだ?
